精選版 日本国語大辞典 「ももたまな」の意味・読み・例文・類語 もも‐たまな 〘名〙 シクンシ科の大高木。小笠原、沖縄以南の熱帯の砂地の海岸に生え、防風林・街路樹ともする。高さ約一五メートル。葉は枝先に集まり、長さ二〇~二五センチメートルの倒卵形で全縁。秋に紅葉して落葉する。七月頃枝先に穂状花序をつけ、淡緑白色の小花をつける。果実は扁楕円形で長さ三~六センチメートル。材は建材などにし、樹皮からタンニンを得る。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報