よち(読み)ヨチ

デジタル大辞泉 「よち」の意味・読み・例文・類語

よち

同じ年ごろ。また、同じ年ごろの子供
「この川に朝菜洗ふ児汝なれあれも―をそ持てるいで子たばりに」〈・三四四〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「よち」の意味・読み・例文・類語

よち

  1. 〘 名詞 〙 同じ年ごろ。同年輩。また、その人。特に子どもにいう。
    1. [初出の実例]「この川に朝菜洗ふ児汝(なれ)も吾(あれ)も余知(ヨチ)をそ持てるいで子賜(たば)りに」(出典:万葉集(8C後)一四・三四四〇)

よちの補助注記

性器、特に女性の性器の意とする説もある。

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