よりと

精選版 日本国語大辞典 「よりと」の意味・読み・例文・類語

より‐と

  1. 〘 名詞 〙 ( 「としより(年寄)」の「とし」「より」を逆にした「よりとし」の略 ) 年寄りをいう、人形浄瑠璃社会の隠語
    1. [初出の実例]「婆々や年よりの見物を見ては、今日のたまりには、とちへもんと、よりとばっかりと云ひ」(出典:浮世草子・当世芝居気質(1777)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android