りようりよう(れうれう)

普及版 字通 の解説

】りようりよう(れうれう)

風の吹きめぐる音。魏・阮籍〔清思の賦〕聲として以て洋洋たり。崑崙(こんろん)に登りて西に臨み、超遙(てうえう)渺(ばうべう)として、其の在るを究むること能はざるが(ごと)し。

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】りようりよう(れうれう)

清く深いさま。唐・李商隠〔楚宮〕詩 湘波、の如くにして、色たり 楚(それい)(屈原)の魂、恨をうて遙かなり

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】りようりよう(れうれう)

風の音。宋・軾〔新渡寺席上、次韻して~欧陽叔弼を送る~〕詩 子(し)の詩は風の如し として將旦(しやうたん)(夜明け)に發す

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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