アイラーバテシュワラ寺院(読み)アイラーバテシュワラジイン

デジタル大辞泉 の解説

アイラーバテシュワラ‐じいん〔‐ジヰン〕【アイラーバテシュワラ寺院】

Airavatesvara Temple》インド南部、タミルナドゥ州の町ダーラースラムにあるヒンズー教寺院。チョーラ朝時代後期の12世紀にラージャラージャ2世により建立シバ神を祭る。本殿はヒンズー教の大祭の山車に見立てられ、馬や象、車輪などの浮き彫りがある。壁面や天井、塔門などにも美しい彫刻が施されている。1987年にタンジャブールガンガイコンダチョーラプラムブリハディーシュワラ寺院が「大チョーラ朝の寺院群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録され、2004年に同寺院が拡張登録された。アイラーバテスワラ寺院。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android