アサリニン(読み)あさりにん

栄養・生化学辞典 「アサリニン」の解説

アサリニン

 →エピセサミン

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアサリニンの言及

【フタバアオイ(双葉葵)】より

…日本や中国大陸に分布し,時には別属とされるサイシン類には本州から北九州の山地,中国大陸に分布するウスバサイシンA.sieboldii Miq.(イラスト)や,北海道やサハリンに分布するオクエゾサイシンA.heterotropoides Fr.Schum.,日本の中国,東北地方に分布するその変種のケイソンサイシンvar.mandshuricum (Maxim.) Kitagawaなどがある。それらの根茎を乾燥したものは細辛(さいしん)と呼ばれ,精油のユウゲノールeugenolやアサリニンasarininを含有し,芳香と辛みを有する。咳止め,発汗,胸痛などに用いられる。…

※「アサリニン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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