アジアイトトンボ(読み)あじあいととんぼ

小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「アジアイトトンボ」の解説

アジアイトトンボ
学名:Ischnura asiatica

種名 / アジアイトトンボ
解説 / 平地の池やぬまに発生します。羽化したてのメスは赤だいだい色ですが、成熟すると緑色になります。夏以後の個体は小型です。
目名科名 / トンボ目|イトトンボ科
体の大きさ / 29mm前後
分布 / 北海道南部~南西諸島
成虫出現期 / 5~10月

出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアジアイトトンボの言及

【イトトンボ(糸蜻蛉)】より

…キイトトンボCeriagrion melanurum(イラスト),ベニイトトンボC.nipponicum,モートンイトトンボMortonagrion selenionは本州以南に見られる平地種で,中国の中部にも産する。これらのうちもっともふつうなのは,アジアイトトンボIschnura asiatica(イラスト)とアオモンイトトンボI.senegalensis,クロイトトンボCercion calamorum(イラスト)で,アジアイトトンボは海洋上を移動することも知られている。イトトンボ類の幼虫は細長いきゃしゃな水生昆虫で,尾端にある3個の尾鰓(びさい)で水中での呼吸を行う。…

※「アジアイトトンボ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android