アジョワン油

栄養・生化学辞典 「アジョワン油」の解説

アジョワン油

 [Corum copticum]という草の実を蒸留して得られる油で,α-ピネン,β-クメンなどを含み,去痰薬など,薬用に用いられる.インド料理でも使用

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアジョワン油の言及

【チモール】より

…特有の芳香をもつ無色の結晶で,融点51.5℃,沸点232.5℃。シソ科の植物タイムThymus vulgarisから得られるタイム油(タチジャコウソウ油),セリ科の植物アジョワンCarum ajowanから得られるアジョワン油の主成分である。エチルアルコール,エーテル,酢酸,クロロホルム,ベンゼンなどによく溶ける。…

※「アジョワン油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android