アダラルドゥス(読み)あだらるどぅす

世界大百科事典(旧版)内のアダラルドゥスの言及

【コルビー修道院】より

…修道院は急速に発展し,800年ころにはガリアの知的中心となり,特に写本所は多数の写本を今日に残した。修道院長アダラルドゥスAdalardusは,宮廷の政治的中心人物であったが,彼の時代にこの修道院は修道士300,使用人150(822年)を数えた。ルートウィヒ1世の命により,この修道院はドイツ西部,ウェストファーレンに〈コルベイア・ノウァCorbeia nova〉すなわちコルバイを建設し,母修道院と同じくアダラルドゥスを初代修道院長とした。…

【ワラ】より

…フランスのコルビー修道院の院長。同院の修道士であったが,兄アダラルドゥスAdalardus(751ころ‐826)の後をうけて修道院長となる。818年,イタリア王ベルナールの反乱にくみし,兄とともに亡命した。…

※「アダラルドゥス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android