世界大百科事典(旧版)内のアッシリア文字の言及
【楔形文字】より
…シュメール語では書くことを〈植える〉といった。楔形文字がセム系のアッカド語とアッシリア語の表記に採用されると,バビロニア(シュメール・アッカド)地方とアッシリア地方で別個の発達を遂げ,やがてアッシリア地方では字画が統一されて簡明・優美なアッシリア文字が完成し,王宮の壁面などを飾ることになる。
[構成と用法]
楔形文字は原則として左から右へ書き,あらかじめ引いておいた罫線の中に文を収めるのが普通である。…
※「アッシリア文字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」