アデノシルコバラミン

栄養・生化学辞典 「アデノシルコバラミン」の解説

アデノシルコバラミン

 デオキシアデノシルコバラミンともいう.ビタミンB12の補酵素型.ATPのアデノシル残基をミトコンドリアの酵素であるコバラミンアデノシルトランスフェラーゼ[EC2.5.1.17]がコバラミンに転移して生成.この酵素が欠損すると補酵素型のビタミンB12が生成せずメチルマロニルCoAムターゼが作用できなくて,メチルマロン酸血となる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android