アトリエ座(読み)アトリエざ(英語表記)Théâtre de l'Atelier

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アトリエ座」の意味・わかりやすい解説

アトリエ座
アトリエざ
Théâtre de l'Atelier

フランスの劇場,および劇団名。 C.デュランが 1921年に設立した劇団の本拠としてモンマルトル座をアトリエ座と改称した。定員 700。ギリシアローマ演劇エリザベス朝演劇から現代劇まで広いレパートリーをもち,またフランスで初めてピランデッロを紹介した。付属の学校からは A.アルトー,J.バロー,R.ブランらのすぐれた俳優・演出家を輩出。 40年デュランは一座を去り,A.バルザックが主宰者となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android