ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アドバイタ」の意味・わかりやすい解説
アドバイタ
advaita
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…インド哲学の主流を成すベーダーンタ学派中の最も有力な,シャンカラ(700ころ‐750ころ)を開祖とする学派。サンスクリットでアドバイタAdvaitaと呼ばれる。この派の哲学的立場は不二一元論(アドバイタバーダadvaitavāda)といわれ,ウパニシャッドの梵我一如の思想を踏まえ,宇宙の根本原理ブラフマンは個人の本体であるアートマンとまったく同一であり,ブラフマンすなわちアートマンのみが実在し,それ以外のいっさいは無明またはマーヤー(幻力)に基づき,あたかも幻影のように実在しない。…
※「アドバイタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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