アドヘルバル(読み)あどへるばる

世界大百科事典(旧版)内のアドヘルバルの言及

【ユグルタ】より

…伯父王ミキプサMicipsaの時代にヌミディアからの援軍指揮官としてヌマンティア攻囲戦に参加(前133),小スキピオに認められ,ローマの名門貴族に知己を得た。伯父の死後,その遺児アドヘルバルAdherbal,ヒエムプサルHiempsalとともに王位に就いたが,ミキプサの政策の変更を唱えて二人と対立,内戦となる(前118)。ローマの調停で王国を折半した後も紛争は続き,ユグルタは元老院に逆らってアドヘルバルを打倒(前112),ローマは宣戦布告する(ユグルタ戦争)。…

※「アドヘルバル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android