アニオン活性剤(読み)アニオンかっせいざい(英語表記)anionic activator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アニオン活性剤」の意味・わかりやすい解説

アニオン活性剤
アニオンかっせいざい
anionic activator

界面活性剤の一つで,陰イオン活性剤ともいう。表面・界面張力低下,乳化,洗浄分散潤滑,起・消泡などの作用界面活性と呼ぶが,全般にアニオン活性剤はすぐれた作用を発揮し,広く乳化剤,洗浄剤分散剤などとして使われている。石鹸スルホン酸硫酸エステルなどはその代表例。うち石鹸は硬水や酸などに安定性を欠き,スルホン酸は安定性がまさっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android