アブドゥッ・ラフマーン・イブン・ルスタム(英語表記)`Abd al-Raḥmān ibn Rustam

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アブドゥッ・ラフマーン・イブン・ルスタム
`Abd al-Raḥmān ibn Rustam

[生]?
[没]784
アルジェリアのイスラム王朝ルスタム朝 (779~909) の創始者イスラム教の異端派ハワーリジ派なかで比較的穏健なイバード派は,北アフリカ影響力をもっていた。イブン・ルスタムはイバード派を支持する人々を結集してアルジェリア西部のターハルトに根拠地をつくり,みずからイバード派のイマーム (教主) と称して独立政権をつくった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android