アベヤネダ(英語表記)Avellaneda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アベヤネダ」の意味・わかりやすい解説

アベヤネダ
Avellaneda

アルゼンチン中部,ブエノスアイレス州北東部の都市。リアチュエロ川をへだてて首都ブエノスアイレスの南東にある都市で,ブエノスアイレス大都市圏の一部をなす。 19世紀にはスラム街,と畜場,港湾地区などから成る地域であったが,20世紀に入り首都の発展に伴って,皮革羊毛牛肉などの集散,加工により商工業中心地として急速に発展,現在同国の最も重要な工業都市の1つとなっている。リアチュエロ川の河口ラプラタ川に面して位置する港は,ブエノスアイレス港の一部として重要な役割を果している。周辺一帯を含めたアベヤネダ地区の人口 34万 6620 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android