アポイ岳ジオパーク(読み)あぽいだけじおぱーく

事典 日本の地域遺産 「アポイ岳ジオパーク」の解説

アポイ岳ジオパーク

(北海道様似郡様似町)
日本ジオパーク指定の地域遺産。
アポイ岳ジオパークは北海道の南部に位置する。日高山脈一部であるアポイ岳は地下50~60km深部の上部マントルから地表に押し上げられた「かんらん岩」でできており、地球変動を知ることができる。ヒダカソウなど、国の天然記念物にも指定されている固有の高山植物が生育する様似町の自然歴史文化がわかるジオツーリストのための大地公園

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

デジタル大辞泉プラス 「アポイ岳ジオパーク」の解説

アポイ岳ジオパーク

北海道にあるジオパーク。構成自治体は北海道様似郡様似町。“地球深部からの贈りものがつなぐ大地と自然と人々の物語”をテーマとする。アポイ岳ジオパークビジターセンターが拠点施設。幌満峡・アポイ岳・様似海岸・日高耶馬渓・新富の5つのエリアからなる。アポイ岳のかんらん岩と希少な高山植物、様似海岸の奇石群などの見どころがある。2008年12月に日本ジオパーク、2015年9月にはユネスコ世界ジオパークに初認定。

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