アポロン[テネア](英語表記)Apollōn; Apollo of Tenea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アポロン[テネア]」の意味・わかりやすい解説

アポロン[テネア]
Apollōn; Apollo of Tenea

前6世紀中期のギリシア彫刻。アポロンではなく,青年の墓像。いわゆるアルカイック期のクーロス像のなかでも最も保存のよい作品の一つ。その様式からコリントス作家の手に成るものと考えられる。 1846年コリントス近くのテネアの墓地発見。パロス島産の大理石製,高さ 153cm (ミュンヘングリュプトテーク) 。

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