アマダ神殿(読み)アマダシンデン

デジタル大辞泉 「アマダ神殿」の意味・読み・例文・類語

アマダ‐しんでん【アマダ神殿】

Temple of Amada》エジプト南部、ナイル川上流西岸にある神殿遺跡。アスワン南西約170キロメートルに位置する。古代エジプト新王国第18王朝トトメス3世により建設が始められ、トトメス4世の時代に完成ヌビアで最も古い神殿の一つとして知られる。アスワンハイダム建設に伴う水没を避けるため、1960年代に、標高が約60メートル高い現在の場所に移築。1979年「アブシンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群」の一部として、世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android