アミロイド前駆体蛋白質(読み)アミロイドゼンクタイタンパクシツ

デジタル大辞泉 「アミロイド前駆体蛋白質」の意味・読み・例文・類語

アミロイドぜんくたい‐たんぱくしつ【アミロイド前駆体×蛋白質】

アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドβたんぱく前駆体として知られるたんぱく質。αセクレターゼによって切断された場合は無害だが、βおよびγセクレターゼによって切断されると、神経細胞に対して毒性のあるアミロイドβたんぱく質が産生される。APP(amyloid precursor protein)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android