アミロデキストリン

栄養・生化学辞典 「アミロデキストリン」の解説

アミロデキストリン

 デンプン加水分解でできるデキストリンうち,デンプンの分解の程度の小さいものをいう.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアミロデキストリンの言及

【デキストリン】より

…これらを総称してデキストリンという。そのうち,分子量1万程度のものをアミロデキストリン,分子量7000程度のものをエリスロデキストリン,分子量4000程度のものをアクロデキストリンと呼び,ヨード反応による呈色はそれぞれ青藍色,赤褐色,淡褐色である。デンプンをβ‐アミラーゼで加水分解すると,デンプン分子の分枝点(1,6‐グルコシド結合点)で分解が止まってしまい,分子量15万程度の未分解物が残る。…

※「アミロデキストリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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