アムリットサルの虐殺(読み)アムリットサルのぎゃくさつ

百科事典マイペディア 「アムリットサルの虐殺」の意味・わかりやすい解説

アムリットサルの虐殺【アムリットサルのぎゃくさつ】

インド独立運動中に起こった武力による弾圧事件。英国は第1次大戦中に戦後のインド独立を約するが,戦後その約を破棄し,ローラット法を制定してインド民衆を弾圧する。国民会議派は1919年4月13日アムリットサルで抗議集会を開くが,これに英軍が発砲し,数百名の死傷者を出した。これを機にサティヤーグラハ運動にいっそうの弾みがついた。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android