ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルキメデス号」の意味・わかりやすい解説
アルキメデス号
アルキメデスごう
Archimède
アルキメデス号
アルキメデスごう
Archimedes
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…実験中,ねじ山の一つが折れたが,これによりかえって船速を増したことにヒントを得て,二枚翼のスクリューを考案した。39年には直径1.75mの二枚翼スクリューを装備した長さ32.3m,総トン数約240トンのアルキメデス号Archimedesを建造,同船は,イギリス一周の試験航海でスクリューの優秀性を実証し,当時,ブリストルの造船所で鉄製汽船グレート・ブリテン号を建造中であったI.K.ブルネルは,予定していた外輪をやめスクリューを採用したほどであった。【在田 正義】。…
※「アルキメデス号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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