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アルギン酸 【アルギンさん】

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世界大百科事典 第2版の解説

アルギンさん【アルギン酸 alginic acid 

藻類の細胞膜の主要構成成分。algae(藻類)が語源コンブアラメ,カジメなどに乾物の15~30%含まれる炭水化物(多糖類)で,D‐マンヌロン酸とL‐グルロン酸共重合体であるが,その比率や重合度は海藻種類,藻体の部位によって異なる。それに従って性状も多少異なるが,一般には,冷水有機溶剤不溶で,アルカリ溶液にはよく溶け,酸で沈殿する。市販のアルギン酸製品の多くは,水に溶解しやすいナトリウム塩か,酸性下でも安定なプロピレングリコールエステルである。


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栄養・生化学辞典の解説

アルギン酸
 
 コンブ,アラメ,カジメなど褐藻類の細胞間粘質多糖で,β-D-マンヌロン酸とα-L-グルクロン酸主としてβ1→4結合した化合物.水に不溶だが,アルカリ塩は可溶.粘性利用して,増粘剤として諸種食品に加えられるほか,人造イクラ製造香料を閉じこめるカプセルなどのように,膜状にしても用いられる.


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農林水産関係用語集の解説

あらめ、こんぶ等の褐藻類に多く含まれる粘液多糖で、粘性増強作用を活かして食品添加物製材用基材、医療用材料等広く使用されているほか、海藻由来食物繊維として血中コレステロール低下作用や抗癌作用も期待されている。


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルギン酸
アルギンさん
alginic acid

褐藻類,特にマコンブなどから抽出精製した多糖類で,乳化安定剤として食品,医薬,化粧品として用途が多い。海藻類から炭酸ナトリウムで抽出後,酸で沈殿させる方法工業生産がなされている。酸性物質で,水には溶けない。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。


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大辞林 第三版の解説

アルギンさん【アルギン酸】
 
ナガコンブ・ワカメなど,褐藻類から得られる粘りけの強い酸性多糖類。食品の粘度を高めたり,接着剤・乳化剤・フィルム・繊維などの製造に用いる。


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百科事典マイペディアの解説

アルギン酸 【アルギンさん】

多糖類の一種。褐藻類の粘液に含まれる。マンヌロン酸,L-グルロン酸の重合体。そのナトリウム塩は水溶性で粘性が高いため,アイスクリーム等食品の粘度付与剤,織物糊(のり),水性塗料乳化剤等用途が広い。
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デジタル大辞泉の解説

アルギン‐さん 【アルギン酸】
 
《 alginic acid 》乾燥させた海藻からとれる粘性の強い酸。接着剤・のり・フィルム製造や食品添加剤などに使用。

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監修:松村明
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世界大百科事典内のアルギン酸の言及

【ウロン酸】より
…たとえば,高等動物の各種の組織にはヒアルロン酸,コンドロイチン硫酸,ヘパリンなどの酸性多糖があって,組織の構築に関与しているが,グルクロン酸はこれらの多糖の重要な構成成分である。また,植物の細胞壁構成成分であるペクチンにはガラクツロン酸が,褐藻の粘質物であるアルギン酸には多量のマンヌロン酸が含まれる。言い換えれば,通常の食生活によってウロン酸を含む多糖が摂取されるのである。…
【多糖】より
…この中でゲルを形成する成分はガラクトースとL‐アンヒドロガラクトースからなる多糖で,アガロースと名付けられている。また褐藻にはD‐マンヌロン酸とL‐グルロン酸と呼ばれる2種のウロン酸からなる酸性多糖のアルギン酸が存在する。アガロースやアルギン酸は食品添加物としても用いる。…
※「アルギン酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。


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アルギン酸に近い言葉→アルギン酸エステル|アルギン酸カルシウム|アルギン酸プロピレングリコール|アルギン[島]|アルギニンリン酸(アルギニン燐酸)|アルギニン燐酸|エルギン|バンダルギン国立公園|エルギン・マーブルズ|アルギニン

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