アルギン酸カルシウム(読み)アルギンサンカルシウム

デジタル大辞泉 「アルギン酸カルシウム」の意味・読み・例文・類語

アルギンさん‐カルシウム【アルギン酸カルシウム】

アルギン酸カルボキシル基カルシウムイオンが結合した。アルギン酸のナトリウム塩の溶液塩化カルシウムを加えると、ゲル状の沈殿物として得られる。増粘剤食物繊維など、食品添加物として使用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「アルギン酸カルシウム」の解説

アルギン酸カルシウム

 水,有機溶媒に不溶で,粘性がある物質で,アルギン酸を利用する場合この形にすることが多い.可溶性アルギン酸ナトリウムをカルシウム溶液中に入れると,溶解性を失ってカルシウム塩となる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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