アルコール自動車(読み)アルコールジドウシャ

デジタル大辞泉 「アルコール自動車」の意味・読み・例文・類語

アルコール‐じどうしゃ【アルコール自動車】

エタノールメタノールなどのアルコール燃料として走る自動車。現在のガソリンディーゼルエンジンの小改良ですむが、ガソリンなどに比べて熱エネルギーが小さく、出力が低い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルコール自動車」の意味・わかりやすい解説

アルコール自動車
アルコールじどうしゃ

アルコールを燃料とした自動車。石油危機の際,石油に依存しない自動車として注目を集めた。エタノール,メタノールともに利用することができる。燃料として,ガソリンに一定割合のアルコールを混入したガソホールサトウキビから精製したエタノールが普及している。天然ガスから得られる化学原料としてのメタノールも自動車用に利用できる。排出ガスによる汚染が小さいことが長所である。

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