アルタタマ(読み)あるたたま

世界大百科事典(旧版)内のアルタタマの言及

【ミタンニ王国】より

…支配者階級のインド・アーリヤ系の部族は,マリヤンナmariyannaと呼ばれていた。彼らの言語については不明な点が多いものの,トゥシュラッタ,アルタタマ,ビリダシュワといった人名,ミトラ,インドラ,バルナなどの神名,さらにボアズキョイ出土の〈キックリ文書〉に見られる数詞などから,サンスクリットとの関係が指摘されている。 ミタンニ王国は,前16,前15世紀のサウスタタルSaustatarのときに勢力が最大となり,その版図は小アジア南東部のキズワトナ,アララク(テル・アッチャナ)など北シリアのほぼ全域を含み,東部はティグリス川東岸のヌジ,キルクークの一帯にまで及んでいた。…

※「アルタタマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android