アルトゥン[山脈](読み)アルトゥン

百科事典マイペディア 「アルトゥン[山脈]」の意味・わかりやすい解説

アルトゥン[山脈]【アルトゥン】

漢字では阿爾金山脈。中国,新疆ウイグル自治区と青海省をわかつ山脈。西は崑崙(こんろん)山脈,東は西寧〜敦煌(とんこう)を結ぶ道路が通じる当金峠で祁連(きれん)山脈につらなり,全長750km。アルティン山脈とも。西部中部東部の三つの山系からなり,西部の最高峰は6295mのスラムターグ山,中部の最高峰は6065mの無名峰,東部の最高峰は5798mで山脈名と同じアルトゥン山。1989年中国蘭州市と日本の秋田市の友好登山隊がアルトゥン山の登頂に成功した。〈アルトゥン山〉とは,モンゴル語で〈白樺のある山〉の意。
→関連項目青海[省]チャイダム盆地

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