アルバート・V. ル・コック(英語表記)Albert von Le Coq

20世紀西洋人名事典 の解説

アルバート・V. ル・コック
Albert von Le Coq


1860 - 1930
ドイツの東洋学者,探検家。
元・ベルリン民族学博物館館長。
ベルリン生まれ。
1900年ベルリン民俗博物館無給職員。’04年、グリュンウェーデルの第一回トゥルファン探検のメンバーになり、以来三回同行、さらに’14〜16年にシルクロード北道の探検も行う。ショルチュック遺跡、キジル千仏洞などの調査を行う。多数の壁画彫刻、写本類を持ち帰り、問題視されている。マニ教関係の経典絵画は著名である。著作に「マニハイカ」「高昌」「シナートルキスタンの埋もれた財宝」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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