アルパド(英語表記)Arpad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルパド」の意味・わかりやすい解説

アルパド
Arpad

古代北シリアのアラム人の町。アレッポ北方 25kmに位置する。現シリアのタルリファトと同定される。前9世紀頃はアッシリア支配下にあり,前 754年独立したが,前 740年にアッシリアのティグラト=ピレゼル3世によって攻められた。のちハマナ,サマリア,ダマスカスとともに反アッシリア同盟に加わったが,前 720年サルゴン2世に鎮圧された。旧約聖書にたびたび言及されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android