アルム広場(読み)アルムヒロバ

デジタル大辞泉 「アルム広場」の意味・読み・例文・類語

アルム‐ひろば【アルム広場】

Place d'Armes
ルクセンブルク大公国の首都、ルクセンブルクの旧市街中心部にある広場。フランス語で「軍隊広場」の意の名称は、かつて屯所とんしょがあったことに由来する。1554年、市街が大火災に見舞われた後に再建された。なお、城塞都市としての旧市街は、1994年に「ルクセンブルク市、その古い町並みと要塞群」の名称で、世界遺産(文化遺産)に登録された。
モーリシャスの首都ポートルイスにある広場。フランス植民地時代の総督ラ=ブルドネにより、海軍軍港とともに建設され、広場中央に総督の銅像が立つ。
カナダ、ケベック州の都市ケベックにある広場。旧市街の中心部に位置する。17世紀半ばにフランス軍の演習式典が行われた。シャトーフロンテナックや大聖堂が隣接する。1985年、「ケベック旧市街の歴史地区」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。
[補説]ダルム広場プラスダルムともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android