アルル,ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群(読み)アルルローマいせきとロマネスクようしきけんぞうぶつぐん

百科事典マイペディア の解説

アルル,ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群【アルルローマいせきとロマネスクようしきけんぞうぶつぐん】

フランス南部,ローヌ川デルタの頂点に位置するアルルは,古代にはローマ帝国属州の中心で,市内には野外劇場や円形競技場をはじめ多数の当時の遺跡があり,フランスにおける古代ローマ時代の遺跡の最大の宝庫といわれる。また市街の中心にある11〜12世紀に建てられたサン・トロフィム教会回廊の見事な石造彫刻で知られ,フランスの代表的ロマネスク様式の教会の1つといわれている。1981年世界文化遺産に登録。

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