アレクサンダー チャヤーノフ(英語表記)Aleksandr Vasil’evich Chayanov

20世紀西洋人名事典 の解説

アレクサンダー チャヤーノフ
Aleksandr Vasil’evich Chayanov


1888 - 1939.?
ソ連(ロシア)の農業経済学者。
元・ペトロフスク農科大学教授,元.チミリャーゼフ農科大学農業経済研究所所長。
モスクワ生まれ。
1913年よりペトロフスク農科大学の農業経済学科の主任教授となる。’17年の革命当時は臨時政府の農務次官、’18年農業組合中央評議会議長、’20年チミリャーゼフ農科大学農業経済研究所所長を務める。’20年代スターリンの粛清で逮捕され’39年ごろ死亡したと言われる。この間’23年地方自治体統計資料を整理してロシア農業の実態を分析し、主体均衡論に基づく農業経済理論を確立した「小農経済の原理」を刊行

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android