アレクサンドリア(アメリカ合衆国)(読み)あれくさんどりあ(英語表記)Alexandria

翻訳|Alexandria

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

アレクサンドリア(アメリカ合衆国)
あれくさんどりあ
Alexandria

アメリカ合衆国、バージニア州北部の住宅都市。人口12万8283(2000)。ポトマック川を挟んで首都ワシントンに接し、ワシントンの住宅都市となっている。鉄道交通の要衝で、広い操車場と車両修理工場がある。工業活動としては、肥料、化学製品、農業機械の生産がある。連邦政府の諸機関や、科学、工業関係の研究施設が多い。1730年代に定住が始まり、1779年に町制を施行、1852年に市制を施行したが、1789年から1847年まではコロンビア特別区(ワシントン市)の一部であった。1861年から1865年まで南北戦争時は北部連邦軍に占領され、連邦軍のバージニア北部作戦の基地となった。歴史的建築物が多く、郊外マウント・バーノンには初代大統領ワシントンの家がある。

[菅野峰明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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