アレンの法則(読み)アレンノホウソク

デジタル大辞泉 「アレンの法則」の意味・読み・例文・類語

アレン‐の‐ほうそく〔‐ハフソク〕【アレンの法則】

アレンの規則

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアレンの法則の言及

【温度適応】より

…生物の種,個体群,個体が環境の温度要因に適した特徴をもっていること,または適する方向に形態や機能が変化することを,一般に温度適応という。動物が耐えられる環境温度の上限と下限は種によって異なり,生息環境の温度と密接に関係している。耐えられる温度の幅が比較的広い動物を広温性,狭いものを狭温性とよび,高温側にかたよっているものを好熱性,低温側にかたよっているものを嫌熱性とよぶ。これらの特性は遺伝的に種にそなわったいわば系統発生的な適応である。…

【人種】より

…体構は数的に表現することが困難であるが,エスキモーに代表されるずんぐりした姿,ナイル上流住民のすんなりとした形の間には大きな違いがある。寒地哺乳類では体重に比して体表面積が小さいというアレンの法則がエスキモーにみごとにあてはまるのだが,足が短く胴が長いモンゴロイドの体型は熱発生と体熱放散のバランスをとるために生じた寒地適応の産物だといわれる。 血液型ではABO式がとくに広く調べられている。…

※「アレンの法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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