アンギオテンシノーゲン

栄養・生化学辞典 「アンギオテンシノーゲン」の解説

アンギオテンシノーゲン

 アンジオテンシノーゲン,レニン基質ともいう.タンパク質で,腎臓の分泌するプロテアーゼ,レニンによって分解されて,アンギオテンシンIを生成する.これはさらにアンギオテンシン変換酵素によって,血圧上昇効果のあるアンギオテンシンIIを生成する.アンギオテンシンIIは,アミノペプチダーゼ作用によって,アンギオテンシンIIIを生成する.アンギオテンシンIIIはバソプレッシン分泌促進作用をもち,血圧上昇作用がある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android