アンコウなべ(読み)あんこうなべ

世界大百科事典(旧版)内のアンコウなべの言及

【アンコウ(鮟鱇)】より

…味はアンコウよりキアンコウのほうがすぐれている。アンコウなべ,あえ物などとして賞味されるが,筋肉よりむしろ〈とも〉(肝臓),〈水袋〉(胃),〈ぬの〉(卵巣)などの内臓や〈かわ〉(皮膚),ひれなどのほうが珍味とされる。皮膚が滑らかであり,筋肉がしまっていないので,あごに通した縄で軒先につるし,多量の水を胃の中に注いだ上,いわゆる〈つるし切り〉という独特の包丁さばきが適用される。…

※「アンコウなべ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android