アンゴラヤギ

百科事典マイペディア 「アンゴラヤギ」の意味・わかりやすい解説

アンゴラヤギ

モヘアヤギとも。毛用のヤギ原産地トルコアンカラアンゴラ)。湿気に弱く,南北アメリカオーストラリアニュージーランドなどの乾燥地で飼われる。毛は長くて(15〜18cm)質がすぐれ,高級織物にする(モヘア)。肉も食用になる。
→関連項目ヤギ(山羊)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のアンゴラヤギの言及

【アンゴラ[種]】より

…(1)ウサギの1品種(イラスト)。トルコのアンカラ(旧名アンゴラ)地方原産で,イギリスとフランスで改良された毛用種。体は中型(体重2.5~3.5kg)で耳は短く全身柔らかい長毛で覆われている。毛色には白色,褐色,灰色,黒色といろいろあるが,白色種が喜ばれる。毛長は15cmにも達し絹糸様で美しい。年に3~4回剪毛(せんもう)し産毛量は500gくらい。毛は毛髄を欠くので軽くて保温性に富み,毛糸や織物に用いられる。…

※「アンゴラヤギ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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