アンテノール(英語表記)Antēnōr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンテノール」の意味・わかりやすい解説

アンテノール
Antēnōr

前6世紀末から前5世紀初めに活躍したギリシア彫刻家。『僭主殺害者ハルモディオスとアリストゲイトン』の最初の青銅群像の作者として知られる。現存する彼の作品に『コレー』 (アクロポリス美術館) があり,デルフォイのアルクメオニダイ家のアポロン神殿の破風彫刻も彼の作と伝えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android