アンディジャン蜂起(英語表記)Andijon

山川 世界史小辞典 改訂新版 「アンディジャン蜂起」の解説

アンディジャン蜂起(アンディジャンほうき)
Andijon

1898年5月18日(ロシア暦)未明ロシア領トルキスタン東部のアンディジャンで,ナクシュバンディー教団の導師ドゥクチ・イシャーンが約2000名の信徒を率いてロシア軍要塞を攻撃した事件。ムスリム社会の浄化とロシア人農業移民の駆逐をめざしたジハード失敗に終わったが,ロシアの植民地統治に衝撃を与えた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android