アンフィクテュオニア(読み)あんふぃくてゅおにあ

世界大百科事典(旧版)内のアンフィクテュオニアの言及

【隣保同盟】より

…古代ギリシアで,由緒ある神殿を中心として相当数の種族やポリスが結んだ同盟。共同で祭典を主催することが第一の目的であるが,各種の競技なども催されたため,文化や市場の発達にも貢献した。もちろん政治的団結の機能を果たすこともあったが,そこから本格的な政治的結合体へと進むことはなかった。小アジア西岸では,クニドス,コスなど,南部のドリス系6市が,トリオピオン岬のアポロン神殿を中心に6都市連合(ヘクサポリス)を形成し,中部のイオニア系ギリシア人の12都市(ミレトス,サモスなど)が,ミュカレ岬のポセイドン神殿を中心に連合していた。…

※「アンフィクテュオニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android