イェイエルスタム(英語表記)Geijerstam, Gustaf

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イェイエルスタム」の意味・わかりやすい解説

イェイエルスタム
Geijerstam, Gustaf

[生]1858.1.5. ヨンサルボ
[没]1909.3.6. ストックホルム
スウェーデンの小説家。ストリンドベリと同時代に生き,その影響を強く受けた急進的リアリズム作家で,世代間の断絶を描いた『ハリン神父』 Pastor Hallin (1887) ,『エリク・グラネ』 Erik Grane (85) ,『貧しい人々』 Fattigt Folk (2巻,84,89) ,『地方弁護士の物語』 Kronofogdens berättelser (90) などの作品があり,『小さい弟の本』 Boken om lille bror (1900) ,『女性の力』 Kvinnomakt (01) などは後期の代表作で,やや感傷的だが広く読まれた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android