イガルカ(読み)いがるか(英語表記)Игарка/Igarka

デジタル大辞泉 「イガルカ」の意味・読み・例文・類語

イガルカ(Igarka/Игарка)

ロシア連邦中部、クラスノヤルスク地方都市北極圏内にあり、エニセイ川下流域、イガルカ分流沿いに位置し、河港を有す。1930年代より木材の積み出し港として栄えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「イガルカ」の意味・わかりやすい解説

イガルカ
いがるか
Игарка/Igarka

ロシア連邦中部、クラスノヤルスク地方の都市。北極圏の北方163キロメートル、エニセイ川のイガルカ分流の右岸にあり、航洋船の着岸する河港市である。人口1万6000。エニセイ川流域で伐採され、流下された木材を原料とする木材コンビナートがあり、木材は北極海航路外国へも輸出される。ほかに魚類加工業もある。1929年に製材と木材積出し港として発足し、1931年に市となった。

[三上正利]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イガルカ」の意味・わかりやすい解説

イガルカ
Igarka

ロシア中東部,東シベリア,クラスノヤルスク地方の都市。エニセイ川の河口から 673km上流の右岸に位置する河港都市。 1929年この地帯の森林資源開発のために建設され,大規模な製材コンビナートがあるほか,水産加工コンビナートもある。港は河港であるが外洋船が入港でき,おもに輸出用の木材積出港となっている。人口1万 8800 (1991推計) 。

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