旺文社世界史事典 三訂版 「イタリア−トルコ戦争」の解説
イタリア−トルコ戦争
イタリア−トルコせんそう
1902年の仏伊協商でトリポリに優越権を認められていたイタリアは,第2次モロッコ事件で国際紛争が発生したのに乗じて開戦。これが第1次バルカン戦争を誘発し,苦境に立ったオスマン帝国は,急いでローザンヌ条約を結び,トリポリ・キレナイカを譲渡した。その後,イタリアは獲得地を古名を採用してリビアと称した。
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