イボタヒョウタンボク(読み)いぼたひょうたんぼく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イボタヒョウタンボク」の意味・わかりやすい解説

イボタヒョウタンボク
いぼたひょうたんぼく
[学] Lonicera demissa Rehd.

スイカズラ科(APG分類:スイカズラ科)の落葉低木。高さ1~2メートルでよく分枝する。花は二つが対をなして開き、赤い実も対をなす。長野県山梨県静岡県山地に分布する。名は、葉がイボタノキモクセイ科)に似たヒョウタンボク意味である。岩手県山形県の山地には葉が大きくなる変種、キタカミヒョウタンボクがある。

[福岡誠行 2021年12月14日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android