百科事典マイペディア の解説 イミタティオ・クリスティ キリスト教的信心の名著。原題は《De Imitatione Christi》といい,〈キリストに倣(なら)いて〉の意。作者はほぼトマス・ア・ケンピスとする説が有力。1427年ころ完成,1472年刊。修徳生活を深める黙想の勧め。古来,聖書に次いで広く愛読されてきたといわれ,日本でもキリシタン版《こんてむつすむんぢ》以来訳本は多い。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報