イメージ広告(英語表記)image advertising

流通用語辞典 「イメージ広告」の解説

イメージ広告【image advertising】

企業・商品・ブランドの好ましいイメージを形成することを図って行なわれる広告。消費者に好印象をあたえておくことにより、商品選択時に有利な状況をつくりあげることを目的とする。特に、競争品や他社製品との間に、機能やデザイン上の差別化が弱いような商品については、イメージによる差別化に効果がある。また、消費者に連想や暗示・ムードによって好ましいイメージをもたせることが有効な商品群であるファッション品や化粧品、あるいは百貨店などで利用されることが多い。イメージという言葉は、あいまいさをもっているが、心理学では、心像映像の意味である。企業や商品に、好ましい心像を築くための広告がイメージ広告といわれる。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティング流通用語辞典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android