イリ(裡里)市(読み)イリ(英語表記)Iri

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イリ(裡里)市」の意味・わかりやすい解説

イリ(裡里)〔市〕
イリ
Iri

韓国,チョルラプク (全羅北) 道の北西部にある市。 1949年市制。ホナム (湖南) 鉄道,チョルラ (全羅) 鉄道,クンサン (群山) 鉄道が交差する地に発達した新興都市。マンギョン (万頃) 江とトンジン (東津) 江の流域に広がる肥沃なホナム平野の北部にあり,農産物を集散する。クンサン港を控えて輸出の便もよいため,70年代に工業団地が造成され,繊維,化学の工業が発達。 75年爆発事故によって全市街が廃虚と化したが,都市計画により現代的市街地に変貌した。面積 47km2人口 20万 3401 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android