インチョン(応城)市(読み)インチョン(英語表記)Yingcheng

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インチョン(応城)市」の意味・わかりやすい解説

インチョン(応城)〔市〕
インチョン
Yingcheng

中国華中地方,フーペイ (湖北) 省中部にある市。シヤオカン (孝感) 地区に属する。チャン (長) 江水系のハン (漢) 水の支流ターフー (大富) 水にのぞむ。南北朝時代に開け,一時応陽と呼ばれたが,唐代から現在名となった。西に接するチンシャン (京山) 県にかけて石膏埋蔵が多く,年に5万~6万tが採掘され,全国生産量の 90%を占める。鉱床は地下 20~80mにある。採掘後注水し,鉱脈に含まれる岩塩を溶かしだして塩を生産している。人口 60万 585 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android